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この本、すっごい面白かったです。
盗賊(前身は仕事の無い閑民)が
既存国家を揺るがす、あるいは新しく国を作ってしまうぐらいの大盗賊…
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こんな感じの大盗賊となるには実行部隊だけでなく
インテリが必要とくだりには読んでいて眼から鱗が落ちました。
親分とインテリと実行部隊が
理念理想に向けて良い塩梅に組織化されて
ビッグになっていくというのは説得力があります。
んで読んでて思い出したのが
逆シャアでアムロが言っていた世直し理論です。
革命はいつもインテリが始めるが
夢みたいな目標をもってやるからいつも過激なことしかやらない しかし革命の後では、気高い革命の心だって
官僚主義と大衆に飲み込まれていくから
インテリはそれを嫌って、世間からも政治からも身を引いて世捨て人になる
毛の人も世捨て人になっていたら
あちこち良かったのかしら?(ぉ
*万人単位の山賊
ファミコンの天地を喰らうより
中国の歴史を見ていると
万人単位の山賊は頻発こそしないけれど
嘘ではないってのが分かります。