2013/08/03

実験報告

細胞の段階で生物Aの脳を抽出し、生物Bの受精卵へと移植。成長の結果、外見上生物Bそのものではあったが、その頭頂部周辺には生物Aの体毛が見られ、又、発声法もAのものであった。ただし、器官は生物Bのものを使用している。個体の行動様式を決定するものが「脳」であると限定すれば、この生物はまさしくAという事になるが、B本体内の免疫はAの細胞群、すなわち「脳」を外敵:非自己とし、排除する働きにより破壊した。いわゆる「免疫的自己」である。AでもありBでもある矛盾を持ったこの混合生命体キメラは、10時間後眠るように死亡した。追記:以上の結果からみて、「機械生命体」もその例外ではなく、短命種である事が予想される。
追記:以上の結果からみて、元ネタがGダラと看破できたものは例外なく、シューターである事が予想される。